秋の前に
連れ合いの実家には4匹の猫がいました。
先日、2匹目の猫が逝きました。
連れ合いと、僕より長く付き合った猫です。
20年を共に暮らしたそうです。
以前から今年いっぱいかなぁ、と聞いていました。
老衰で、あまり動かなくなり、餌も食べなくなり、
痩せて、寝てることが多かったそうです。
そして、
そのまま逝ったそうです。
全然苦しんでもいなくて、本当にスッと
眠ったまま逝ったそうです。
動物専門のお寺さんで供養したそうです。
そこで聞いた話では20年も生きたら
人間に換算すると120歳だそうで。
まさに大往生です。
荼毘に付したんですが、肉がなかったせいで
ほとんど煙も出なかったそうです。
骨は動物用の小さい骨壷に入れて持って帰ったそうです。
そして以前、死去した猫の骨壷の隣に
同じように並べて置いてきたそうです。
動物の骨は法律上は、”物”だから
骨を撒いたりするのに許可はいらないそうなので、
いずれ、明るい庭に撒こうと言っていました。
「あとの2匹もいつか、いなくなるんだよね」
連れ合いはつぶやいていました。